『呪術廻戦』に登場する特級呪霊である漏瑚(じょうご)の強さや能力について解説していきますので、詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?
漏瑚って本当は強い!漏瑚の強さや戦歴について
漏瑚は人々の大地に対する恐れから産まれた呪霊で、等級は特級にカテゴライズされています。
呪術廻戦の作中において特級呪霊は一番強いレベルと位置付けられていますが、漏瑚は花御や真人、陀艮なども含めて現在登場している呪霊の中でも一番の強さを誇るといってもいいでしょう。(※両面宿儺は呪霊ではないので除外。0巻で登場した特級過呪怨霊・折本里香との比較は困難なため1巻以降で登場した呪霊という意味で解釈してくださいね。)
戦う相手が五条悟や両面宿儺といった超規格外な強さの相手ばかりな為、あまり強くないように見えてしまいますが夏油曰く漏瑚の強さは「甘く見積もって宿儺の指8~9本分といったところ」とかなり強いことがわかります。
漏瑚VS五条悟(第2巻収録の13話『映画鑑賞』~16話『情』)
作中において漏瑚の初めての戦闘。第2巻13話『映画鑑賞』~16話『情』に収録された戦いですね。
漏瑚は呪物を蒐集する趣味があるようで、五条悟を封印するのに使う特級呪物『獄門疆』を自分が殺す代わりに譲るよう夏油に要求し、単独で急襲を仕掛けるが圧倒的な実力差により逆に返り討ちに合ってしまう。
奥の手である領域まで展開したが五条悟の領域に押し負け、最終的には体を失い頭部のみになるが花御が救出に入り何とかピンチを逃れることができた。
漏瑚・花御・脹相VS五条悟(第10巻収録の83話『渋谷事変①』~第11巻収録の91話『渋谷事変⑨』)
第10巻83話『渋谷事変①』~第11巻91話『渋谷事変⑨』に収録された戦いになります。
2018年10月31日。渋谷に一般人(非術師)を閉じ込める帳を降ろし、東京メトロ渋谷駅B5F副都心線ホームへと五条悟を誘い戦闘。
たくさんの人混み(非術師)に紛れつつ、『領域展延』を使いながら花御とともにヒット&アウェイを繰り返すが、術式を使うには展延を解かなければならず決定的なダメージを与えることはできない。
しかし漏瑚らの狙いは五条悟を倒すことではなく、『獄門疆』を使って五条悟を封印することなので、そのために時間稼ぎができれば十分であった。
花御を失いつつも五条悟を消耗させつつ時間を稼ぐことに徹しながら戦い、真人の途中参戦(改造人間の大量投入)により場は一層と混乱を極める。
さらに上の階層から人間が大量に投入され、領域を展開することはできないだろうと想定していたが、五条悟の一か八かの0.2秒の領域展開により停止状態にされてしまう。
しかしその直後に夏油による『獄門疆』開門により五条悟は封印され戦闘は終了した。
漏瑚VS禪院直毘人・七海建人・禪院真希(第13巻収録の111話『渋谷事変㉙』)
第13巻111話『渋谷事変㉙』に収録された内容です。
陀艮戦の直後に直毘人・七海・真希の三人の前に現れる漏瑚。
七海・真希を一瞬にして倒し、直毘人には一撃目の攻撃を躱されたが直後の二撃目で仕留めた(本来は漏瑚よりも早いが片腕を失っていた為)。
陀艮戦で消耗していたからとはいえ陀艮より格段に強い漏瑚であるから、直毘人・七海・真希の三人が万全の状態であっても勝つのは困難だったと思います。
漏瑚VS両面宿儺(第13巻収録の112話『渋谷事変㉚』~第14巻収録の116話『渋谷事変㉞』)
第13巻112話『渋谷事変㉚』~第14巻116話『渋谷事変㉞』に収録された戦いで、漏瑚の最大の見せ場であり惨敗して散っていったものの熱く興奮した読者も多いかと思います!
渋谷事変において宿儺の指が解放された気配を感じ虎杖の所へ向かい、菜々子・美々子が虎杖に指を喰わせたのに乗じて自分の所持する10本も喰わせ、宿儺が虎杖の肉体の主導権を一時的に得る。
「虎杖悠仁に肉体の主導権が戻る前に肉体の主導権を永劫得るための"縛り"を作れ」と宿儺に言うが「俺には俺の計画があるから必要ない」と拒絶される。
ただ指の礼として宿儺に一撃でも入れられたら自分らの下についてやると言われ 宿儺と戦闘を始めることに。
圧倒的な実力差により返り討ちに合い、領域の押し合いでも勝てないことは分かっているので領域を使わなかった。(この時の宿儺は指15本取り込んだ状態)
宿儺の興が乗ってきたということで漏瑚の得意の火力勝負をすることになるがそれでも勝てず焼き尽くされる。
最後に宿儺からの「誇れ、オマエは強い」の言葉に涙して散っていった。
漏瑚の能力や領域展開について
掌から火炎を放ったり、壁や地面に小さな火山を発生させ相手に向けて噴火させるなど火炎や火山を自由自在に操る術式を使う。
また漏瑚が興奮すると周りの温度が上がり、非術師であればそれだけで焼き殺すことができる。
火礫蟲
漏瑚の頭から羽のついた虫型の呪霊を生み出し相手に向かって放つ。触れると大音量の奇声を発し、相手が怯んだところで大爆発を起こす音と爆発の二段構えの攻撃。
極ノ番「隕」
巨大な隕石を相手に向けて放つ。当たれば宿儺といえど無傷では済まないとのこと。
領域展開『蓋棺鉄囲山 (がいかんてっちせん)』
火山内部のような生得領域を展開し、領域内はかなり高温なので並の術師なら領域に入れた時点で焼け切れる。五条悟と初めて戦った際に使用した。(第2巻収録の15話『領域』参照)
漏瑚の目的とは?
憎悪や殺意などの負の感情は偽りのない真実であり、そこから生まれ落ちた呪いこそが真に純粋な本物の”人間”であると主張。
嘘でできている人間は消えて然るべきと考えている。
ただし自分ではなく呪いが人として立っていればそれでいいと考えているので、結果として自分らが全滅してもいいと思っている。
現状では術師たちに勝てないと理解し、花御や真人、陀艮とともに夏油と手を組み、五条悟を封印し両面宿儺を完全復活させ呪いの時代が来ることを目指している。
アニメでの出番や声優は?
漏瑚役の声優は千葉繫さん
漏瑚役の声優は千葉繫さんに決定ということでアニメ公式からも発表がありました。
また漏瑚役のキャスティングについては原作者の芥見下々先生の希望だったということです。
初登場はおそらく6話目あたり?
あくまで個人的な予想になりますが、原作漫画どおりの構成であれば漏瑚の初登場は6話あたりかと思います。
またアニメの全話数は24話とのことなので、おそらく第7巻収録の54話『呪術甲子園』までの構成になると思うので、漏瑚のアニメでの一番の見せ場は7~8話あたりの五条悟戦になるでしょう。
その他にも出番はありますが原作の7巻までの中では目立った戦闘シーンは五条悟戦ぐらいですので、渋谷事変での漏瑚の戦闘をアニメで見るなら2期以降の続編に期待ですね。
特に両面宿儺との戦闘シーンは是非ともアニメで見たいと思っている読者もきっと多いでしょうから、アニメ1期をみんなで盛り上げて続編に繋げられればと思います。
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