週刊少年ジャンプにて連載中の漫画『呪術廻戦』で登場する三輪霞の人物や強さ、能力などについて詳しく解説していきます。
三輪霞ってどんな人物?
三輪霞は呪術高専京都校に在籍する学生で、初登場は第3巻収録の第18話『底辺』となっており京都姉妹校交流会編で主に活躍するキャラクターです。
学年は二年で術師としての等級は不明ですが、パンダの見立てではおそらく3級とのこと。
自分のことを「まとも・普通・一般的」と思っていて、実際そうではあるが普通のまま呪術師やっていることが少し異常。
交流会団体戦にて楽巌寺学長の指示で虎杖悠仁を暗殺することになった際にも内心は嫌がっており、全員で虎杖を襲撃した際にも攻撃を躊躇ってしまった。
流行りものが好きのミーハー。故に三輪とのこと。
シン・陰流の最高師範にスカウトされ呪術師になる
中1のときバイト中、シン・陰流の最高師範に「君、呪術師やんない?」とスカウトされて流されるままここまできてしまった。それまで刀どころか木刀も竹刀も握ったことがなかったらしい。
家が貧乏で弟も二人いるので、少しでも早く自立してお金を稼ぎたいと思い、在学中での昇級のチャンスをつかむために交流会では活躍したいと考えていた。
自分のことを役立たずという理由は?
京都姉妹校交流会編にてよく「役立たず三輪です」と自分で言いつつも、「まぁそこまででもないっしょ?」と思っていたが、花御らの襲撃の際には皆が命懸けで戦っている中で爆睡ちゃんをかましてしまい肩身が狭いらしい。
しかし読者からは「役立たずの三輪ちゃんかわいい」と好評のようで、第1回キャラクター人気投票では4,923票を獲得し11位となりました。
三輪とメカ丸の関係は?
東京に向かう新幹線の中で三輪に対してメカ丸が最後の別れを告げるシーン(第15巻収録の第128話『渋谷事変㊺』)では、「三輪幸せになってくれ。どんな形であれオマエが幸せなら俺の願いは叶ったも同然だ」というセリフからもメカ丸は三輪に対しては特別な感情を抱いていたようです。
三輪の方はメカ丸のことを大切な仲間の一人もしくはそれ以上と思っていたのかは不明ですがメカ丸の死に涙し、渋谷事変の最終局面では自分の全てを失ってでもメカ丸の仇を討つという強い意志が感じられました。
三輪霞の強さや術式は?
三輪は出番の割に戦闘シーンも少なく、あまり戦闘での活躍もないため強さがどれぐらいなのかは評価しにくいですが、交流会で真希と戦った際に圧倒されていたところを見るとそれほど強くはないかと思います。(かといって弱いとも言えませんが…。)
また術式についても不明です。三輪の術式は『シン陰流』と解説している人もいるようですが、作中では『生得術式』(先天的に刻まれている人には刻まれている術式)のことを術式といい、『シン陰』は呪術ではあるが術式ではありません。
『シン陰』は結界術と同じく基本的に呪力が一定量あれば努力次第でできなくもないとのことです。
シン・陰流『簡易領域』
シン・陰流『簡易領域』は、呪術全盛の平安時代に凶悪巧者な呪詛師や呪霊から門弟を守るため蘆屋貞綱によって考案され編み出された技で、"領域"から身を守るための弱者の"領域"。一門相伝でその技術を故意に門外へ伝えることは縛りで禁じられている。
三輪の簡易領域は領域内(半径2.21m)に侵入したものを”全自動(フルオート)”反射で迎撃する(両足が展開時のポイントから離れると解除される)。
抜刀
正面の敵に特化した「抜刀」は刀身を呪力で覆い鞘の中で加速させるシン・陰流 最速の技。
三輪霞の戦歴
三輪霞の戦歴についても簡単にまとめてみました。
三輪霞VS禪院真希(第5巻収録の第35話『京都姉妹校交流会-団体戦②-』~第40話『京都姉妹校交流会-団体戦⑦-』)
京都姉妹校交流会一日目。虎杖暗殺に失敗し、真依・メカ丸と別れてすぐに東京校の伏黒・真希ペアに遭遇。そのまま戦闘になり、加茂と分断される。
真依からは「真希は呪いも見えない呪具振り回すだけの一般人」と聞いていたが、実際に戦ってみると滅茶苦茶強く、相手が長物だから間合いを詰めたいのに躱す受けるで精一杯だった。三輪曰く「刀身が剥き出しなら(真希の呪具のこと)2回は死んでる」とのこと。
真希の強さに対しシン・陰流『簡易領域』からの『抜刀』で対抗するが、真希の機転と器用さで見事に攻略されてしまい刀を奪われてしまう。刀のない三輪は戦力にならないと判断してか真希はそのまま離脱。
VS夏油傑(第15巻収録の第134話『渋谷事変51』)
渋谷事変の最終局面にて夏油に追い詰められる虎杖。
そこへ京都校生たちも遅れて合流し、西宮の合図から加茂、真依と遠距離攻撃が続き、三輪は自分の全てを失ってでもメカ丸の仇を討つという強い意志で夏油に「抜刀」を放ったが、刀を折られ逆に「うずまき」を放たれた。間一髪のところ日下部が助けに入ったおかげで無事だった。
アニメでの三輪霞は?声優や出番について
アニメ『呪術廻戦』での三輪霞についてもまとめてみました。
三輪霞役の声優は赤﨑千夏さん
アニメにて三輪霞役を演じる声優は赤﨑千夏さんです。
アニメでの初登場は第8話『退屈』
アニメでの登場に関しては第8話『退屈』にて初登場となりました。
アニメは全24話構成ということで原作コミックどおりの構成であれば、14話~20話ぐらいが京都姉妹校交流会編になると思うので、17話あたりが三輪の一番の見せ場かもしれませんね。
三輪霞についてのまとめ
三輪霞についてここまでの内容をまとめると
- 京都校の二年でおそらく3級術師
- シン陰流の使い手
- メカ丸の死に一番悲しみ涙した
- アニメでの声優は赤﨑千夏さん
役立たずなのがかわいいと人気のキャラの一人でありつつも、戦闘面では今のところあまり活躍が見られない三輪ですが、メカ丸の死を境にもっと強くなり今後活躍が期待できるかもしれませんね。
また三輪にメカ丸が最後の別れを告げるシーンにおいては心を引き付けられた読者も多いかと思います。メカ丸が一番守りたかった三輪ですので、最後まで無事に生き残ってくれることを願いたいですね。
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