『呪術廻戦』に登場する特級呪霊である花御の強さや能力について解説していきますので、詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?
花御の術式や領域展開について解説
花御は人々の森に対する恐れから産まれた呪霊ですので、植物を生み出し操る術式を使います。
また呪霊は呪霊でも限りなく精霊に近いと推測され、植物に潜り込めるので天元の結界を抜けられたと思われる。
お花畑(仮)
周囲に花畑を展開し、相手の気が緩めて戦意を削ぐ。
正式な名称については不明のため東堂葵が呼んでいた名称を採用している。(第6巻収録の50話『予感』を参照)
呪種(呪いの種子)
打ち込んだ芽は呪力が大好物で術を使うほど肉体の奥深くへ根を伸ばす。効果を早めるために伏黒に対して説明した(術式の開示)。(第6巻収録の47話『呪具』を参照)
呪力で守れば守る程それを糧に強化されるが、それに気づいた東堂は呪種を受ける直前に呪力の守りを解いた。(第6巻収録の51話『供花』を参照)
木の根(仮)
地面より巨大な木の根を発生させ、おそらく本数と射程を絞る程、強度と速度が上がる。
実物に呪力を通し操っているわけではなく、全て花御の呪力によって具現化・顕現したモノ。
正式な名称については不明のため東堂葵が呼んでいた名称を採用している。(第6巻収録の50話『予感』を参照)
木の毬(仮)
木の根(仮)と同じく花御の呪力によって具現化・顕現した木の毬。
1つの毬から1、2本の攻撃し、その後消滅。滞空することも可能。
正式な名称については不明のため東堂葵が呼んでいた名称を採用している。(第6巻収録の50話『予感』を参照)
供花(くげ)
花御の左腕は植物の命を奪い呪力へと変換し、その呪力は花御自身に還元されることはなく全ては供花へ送られかなりの呪力として出力される。
領域展開『???』
供花を使用する際に東堂の術式であれば躱されるだろうから領域を展開し必中させようとしたが、帳を消滅させた五条悟が参戦されると厄介だと判断し退くことにしたため不発に終わる。(第6巻収録の51話『供花』)
その後は一度も領域展開を使用しないまま渋谷事変にて死亡してしまったため詳細は不明となる。
花御の強さはどれぐらい?戦歴も交えながら解説
花御の等級は特級にカテゴライズされています。
呪術廻戦の作中において特級呪霊は一番強いレベルと位置付けられていますが、花御は漏瑚や真人、陀艮らの特級呪霊の中では二番目に強いと思われます。
作者である芥見下々先生の補足(第6巻を参照)によると『漏瑚は花御より(相性的にも)強いですが、この時点での虎杖の黒閃×5と東堂の呪力を乗せた游雲を急所にくらったら漏瑚はまず死にます。」とのこと。
つまり強さ的には漏瑚の方が上だが耐久力に関しては花御の方が優れているということで『花御<漏瑚』ということになります。
真人に関しては登場時にはまだ領域を展開できなかったわけですし、陀艮に関しては渋谷事変で呪胎から変態したわけですので、花御の方が強いと推測でき「漏瑚>花御>真人>陀艮」といった強さ順になると思われます。
ただし渋谷事変にて花御や漏瑚、陀艮は死亡してしまいましたし、「真人はまだまだ強くなる。だから貴方は彼を頭に据えたのでしょう。」と漏瑚に対して花御が言ったセリフ(第14巻収録の116話『渋谷事変㉞』を参照)からも真人はまだ成長途中と考えるとこの強さ順も変わってくるかもしれません。
これから花御の戦歴を交えながらどれぐらい強いのかについて解説していきます。
花御VS五条悟(第2巻収録の16話『情』)
第2巻の16話『情』に収録された内容ですが、五条悟に急襲を仕掛け逆に返り討ちに合ってしまった漏瑚を救出するために割って入っただけなので、戦闘とは見なされないと思いますが一応戦歴としてカウントしておきます。
五条曰く「気配を消すのが上手く、火山頭(漏瑚のこと)よりもよっぽど不気味」とのこと。
花御VS狗巻棘(第5巻収録の43話『京都姉妹校交流会-団体戦⑩-』~第6巻収録の44話『京都姉妹校交流会-団体戦⑪-』)
第5巻の43話『京都姉妹校交流会-団体戦⑩-』~第6巻の44話『京都姉妹校交流会-団体戦⑪-』に収録された戦いです。
花御は京都姉妹校交流会の団体戦の最中に乱入し、虎杖殺害の為に楽巌寺学長が待機させていた準1級呪霊をいとも簡単に始末した後、狗巻と接触し戦闘となる。
花御VS狗巻棘・加茂憲紀・伏黒恵(第6巻収録の45話『賢者』~第6巻収録の46話『時間』)
第6巻の45話『賢者』~第6巻の46話『時間』に収録された戦いです。
花御と単独で戦っていた狗巻が、伏黒と加茂と合流し共闘。
狗巻の呪言で止めて加茂・伏黒の二人が攻撃しながら距離を取りながら"帳"の外を目指し教員達と合流しようとしたが、花御の方が圧倒的に格上なため狗巻は強い言霊を使っていないにも関わらず喉が潰れてしまい、そのまま均衡が崩され加茂も一撃でやられてしまう。
花御VS禪院真希・伏黒恵(第6巻収録の46話『時間』~第6巻収録の48話『黒閃』)
第6巻の46話『時間』~第6巻の48話『黒閃』に収録された戦いです。
狗巻・加茂がリタイアし、残された伏黒であったが、真希が合流し花御VS伏黒・真希の戦いになる。
特級呪具『游雲』と玉犬『渾』の連携攻撃で少しは花御に対してダメージを与えるも、呪力の種子を伏黒に打ち込み、連携が崩れたところ真希にもダメージを与え捕縛する。
伏黒・真希のピンチに虎杖・東堂が参戦し、パンダに運ばれ伏黒・真希の二人はリタイアする。
花御VS東堂葵・虎杖悠仁(第6巻収録の47話『呪具』~第6巻収録の52話『規格外』)
第6巻の47話『呪具』~第6巻の52話『規格外』に収録された戦いです。
伏黒・真希のピンチに虎杖・東堂が参戦し選手交代。
『黒閃』を会得した虎杖の攻撃でダメージを負い、虎杖・東堂の二人はその他大勢とは何かが違うと判断した花御は多少本気を出すことにする。
花御は今まで理性によって殺意にブレーキをかけていたようだが、虎杖・東堂との戦いによって戦い殺すことの楽しさに目覚めた。
東堂の術式『不義遊戯』と虎杖の『黒閃』の連携攻撃によりかなりのダメージを負うが徐々に東堂の術式にも慣れてくる。
特級呪具『游雲』に東堂の呪力を上乗せした打撃でも仕留めきれなかった。
だがかなり追い詰められた花御は奥の手である『供花+領域展開』で東堂を倒そうとしたが、五条悟が帳を消滅させ、参戦することを恐れて退却することにしたため不発に終わった。
高専から撤退する際に五条悟の虚式『茈』によってかなり大きなダメージを受けた。
花御・漏瑚・脹相VS五条悟(第10巻収録の83話『渋谷事変①』~85話『渋谷事変③』)
第10巻の83話『渋谷事変①』~85話『渋谷事変③』に収録された戦いです。
2018年10月31日。渋谷に一般人(非術師)を閉じ込める帳を降ろし、東京メトロ渋谷駅B5F副都心線ホームへと五条悟を誘い戦闘。
たくさんの人混み(非術師)に紛れつつ、『領域展延』を使いながら漏瑚とともにヒット&アウェイを繰り返すが、術式を使うには展延を解かなければならず決定的なダメージを与えることはできない。
五条悟が術式の微調整を捨て人間が捌け始めたスペース呪力操作のみのコンパクトな攻めに回るために無下限の術式を解いたため、 わざわざ人混みに紛れながら『領域展延』を使う必要もないと判断した花御は 『領域展延』を解いて術式を使おうとしたが、(わざと術式を解いて誘った)五条悟にその隙をつかれ弱点である目の樹を抉られ大ダメージを受ける。
その後『領域展延』を使い再び攻めるものの、術式をより強く保とうとする五条悟の攻めに耐えるだけの呪力は残っておらず、そのまま死亡してしまう。
花御の目的とは?
花御の目的はこの星を守ること。
星に優しい人間がいることも理解しているが、これ以上人間との共存は不可能と判断し、この星のため人間のいない世界を作ろうとしている。
現状では術師たちに勝てないと理解し、漏瑚や真人、陀艮とともに夏油と手を組み、五条悟を封印し両面宿儺を完全復活させ呪いの時代が来ることを目指している。
アニメでの出番や声優は?
花御役の声優は田中敦子さん
花御役の声優は田中敦子さんに決定ということでアニメ公式からも発表がありました。
花御の声を男性ボイスでイメージしていてキャストの発表があった時に驚かれた方も結構いるのではないでしょうか?
初登場はおそらく6話目あたり?
あくまで予想になりますが、原作漫画どおりの構成であれば花御の初登場は6話あたりかと思います。
またアニメの全話数は24話とのことで、おそらく第7巻収録の54話『呪術甲子園』までの構成になると思うので、花御のアニメでの一番の見せ場は19~22話あたりの京都姉妹校交流会編になるでしょう。
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