帳(とばり)とは?呪術廻戦における"帳"の役割と効果について
呪術廻戦における"帳"とは結界術の一種で、外から見えなくして呪いを炙り出す。
非術師(呪いが見えない人)には見えないので、非術師に対しての帳の視覚効果は"見えなくする"というより"認識できなくする"といった感じ。
基本的に呪力が一定量あれば努力次第でできなくもない(向き不向きがすごいが…)。自分の中に術式を0から構築、言霊を乗せて呪力を流して発動。
発動の際は「闇より出でて闇より黒くその穢れを禊ぎ祓え(やみよりいでてやみよりくろくそのけがれをみそぎはらえ)」と唱える。
そもそも一般人に呪霊も呪術も見えないので"帳"を降ろす必要性があるのか?
呪いは人々の恐怖や不安から生まれるので、呪いの発生を抑制するために目に見えない脅威は極力秘匿する必要がある。
嘱託式の"帳"について
"帳"の基にあらかじめ結界術を組み込んでおき、呪力や言霊ごと他者に託すことができる。誰かが呪力を込めるだけで発動できる。
"帳"の基を破壊すれば"帳"も解かれる。
"帳"には見えなくする以外にも効力を付与して出入りを制限することも可能
"帳"に条件を加えて出入りを制限することも可能。
結界の効力の足し引きに使える条件は、基本的に人間・呪霊・呪物など"呪力にまつわるモノ"だけ。
だから電波妨害とかは"帳"が降りたことによる副次的効果であって、"帳"の結界術式そのものには電波の要否は組み込めない。
なお特定の個人のみに作用する結界を作るには余程腕が立つ術者でなければならない。
また"帳"を降ろした術師が"帳"の外に出るデメリット(発見・撃退のリスクを上げる)を抱えることで結界強度を上げることもできる。リスクが大きくなればなるほど結界の強度も上がる。
特殊な効力を付与した"帳"の事例について解説
里桜高校(吉野順平の学校)にて真人が降ろした"帳"
- 内からは出られない
- 外からは入れる
※あくまで呪力の弱い人間
京都姉妹校交流会にて組屋鞣造が降ろした"帳"
- 視覚効果より術式効果を優先しているので、"帳"が下り切ってないように見えても実質もう完成している。
- 五条悟の侵入を拒む代わりにその他全ての者が出入り可能な結界
渋谷事変にて東急百貨店東急東横店を中心に半径およそ400m降ろされた"帳"
渋谷で降ろされた"帳"は4層になっており、それぞれ別の条件で張られた結界となっていた。
①一般人のみが閉じ込められる"帳"
まず最初に張られた結界。一般人は侵入のみ、"窓"には個人差が、術師は補助監督役含め出入りが可能。
電波は断たれている。術師を両側から拒絶していないため力技で壊すことはできそうにない。
②術師を入れない"帳"
①の内側に張られた五条悟以外の術師を入れない為の結界。
虎杖の打撃でも壊れない相当強固な"帳"。渋谷Cタワーにてオガミ婆、粟坂二良らに"帳"の基を守られていた。
③五条悟を閉じ込める"帳"
②の内側に張られた五条悟を逃げられなくするための結界。
④一般人を閉じ込める"帳"
③の内側に張られた一般人を閉じ込める結界。
効力は①と同じだが、五条悟が領域展開できなくするための対策。
非術師が五条悟の領域に引き込まれると廃人となり、仮に呪霊だけを領域に引き込み非術師を外に押し出す技量があったとして、その場合かなりの数の非術師が領域と"帳"の間で圧死するから9割9分領域を展開できないだろうという狙い。
渋谷事変にて明治神宮前駅に降ろされた"帳"
明治神宮前駅に降ろされた"帳"は2種類。
①地下鉄の駅全体を覆う"一般人を閉じ込める帳"
②①の内側、副都心線ホームを中心に"術師を入れない帳"
①と②の帳の間で蝗GUYに"帳"の基を守られていた
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