『呪術廻戦』に登場する特級呪霊である陀艮の強さや能力について解説していきますので、詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?
陀艮の能力や領域展開について解説
陀艮は人々の海に対する恐れから産まれた呪霊ですので、水や海の生物を生み出し操る術式を使います。
伏黒の『満象』とは比べ物にならない大量の水を何もないところから発生させることができる。
また呪胎から変態し浮遊能力も獲得し滞空することも可能になった。
水の防壁(仮)
自らの周りに水の輪を発生させ、大抵の打撃を弾き防ぐことができる。
『死累累湧軍(しるるゆうぐん)』
際限なく湧き出る魚の式神を操り相手の肉を抉り攻撃する。相手は触れられる瞬間まで式神を認識できない。攻撃対象ごとに式神の数の比率を調整することも可能。
領域展開『蕩蘊平線(たううんへいせん)』
南国の海辺のような生得領域。
陀艮の強さはどれぐらい?戦歴も交えながら解説
陀艮の等級は特級にカテゴライズされています。
呪術廻戦の作中において特級呪霊は一番強いレベルと位置付けられていますが、陀艮は漏瑚や花御、真人らの特級呪霊の中では四番目に強いと思われます。
陀艮に関しては渋谷事変で呪胎から変態したわけですし、真人に関しては登場時にはまだ領域を展開できなかったわけですので、漏瑚や花御の方が強いと推測でき「漏瑚>花御>真人>陀艮」といった強さ順になると思われます。
ただし渋谷事変にて呪胎から変態した後は強さは比べにくいところはありますが、陀艮撃破後に現れた漏瑚を見た直毘人と七海が「陀艮という呪霊より格段に強い」と言っている(第13巻収録の111話『渋谷事変㉙』を参照)ことから「漏瑚>陀艮」という順番は確定のようです。
また花御とどちらが上かは不明ですが陀艮もかなりタフなようで、実際に攻撃した七海の感触では「ダメージなしというよりHPが果てしない」といった感じのようです。
これから陀艮の戦歴を交えながらどれぐらい強いのかについて解説していきます。
陀艮VS禪院直毘人・七海建人・禪院真希(第12巻収録の106話『渋谷事変㉔』~第13巻収録の108話『渋谷事変㉖』)
第12巻の106話『渋谷事変㉔』~第13巻の108話『渋谷事変㉖』に収録された戦いです。
直毘人・七海・真希の三人と井の頭線渋谷駅アベニュー口にて遭遇。
出会い頭に直毘人の速攻の一撃を受ける陀艮。
特級呪霊にしては弱いと感じた直毘人らであったが、遭遇時の陀艮はまだ呪胎であり、花御の死を思い出したことで激昂した陀艮は変態を遂げた。
呪胎の時とは比べ物にならない陀艮の強さであったが、最速の術師(五条悟を除く)と呼ばれる直毘人の速攻の前では術式を発動する間も与えられなかった。(陀艮曰く恐らく漏瑚よりも速い)
領域を展開しようと手で印を結ぼうとするも直毘人に邪魔されてしまい、お腹に呪印を描いて領域を展開する陀艮。
領域に三人を引き込んだことで必中の術式により形勢逆転する。
陀艮VS禪院直毘人・七海建人・禪院真希・伏黒恵(第13巻収録の108話『渋谷事変㉖』~109話『渋谷事変㉗』)
領域に引き込まれた三人を助けるため自らも領域を展開し、陀艮の領域へと侵入する伏黒。
伏黒が領域を展開し続けることで、陀艮の『死累累湧軍』は必中効果を失う。
七海は領域を展開している伏黒を守り、游雲を使えるようになった真希と片腕を失いつつの直毘人の二人で応戦する。
この状況が続けば勝機はあるものの、伏黒の呪力はもう限界に近い。
しかし伏黒の本当の狙いは結界の縁にわずかでも穴を空け、全員で領域の外に出ることだった。(通常は領域の中見と外見では体積がまるで違い、閉じ込められた跡では結界を壊そうにも縁がわからないので領域からの脱出はほぼ無理だが、伏黒は領域に侵入する際に縁に触れているのでこの作戦に踏み切ることができた)
七海の「二人共!!集合!!」の合図で脱出の意図を理解した直毘人と真希は伏黒のもとに向かう。
陀艮VS禪院甚爾(第13巻収録の110話『渋谷事変㉘』~111話『渋谷事変㉙』)
陀艮の領域から脱出するため結界に穴を空けた伏黒であったが、その穴からオガミ婆の降霊術によって召喚され暴走してしまった禪院甚爾が現れる。
今の甚爾は本能のまま戦い続ける殺戮人形と化し、その牙は常に強者へと向かうので、その場で一番強い陀艮を敵として認識した。
甚爾の圧倒的な身体能力と真希から奪った特級呪具『游雲』の組み合わせによる攻撃で大きなダメージを受ける陀艮。
伏黒の領域が弱まり必中効果を取り戻せば、全員殺せると判断した陀艮は時間を稼ぐ為に空中へと逃げる。
しかし直毘人によって阻止され、研がれた游雲による甚爾の連続攻撃により串刺しにされ、陀艮は死亡し領域も解けた。
アニメでの出番や声優は?
陀艮はアニメ公式サイトのキャラクターリストに『水の呪霊』として紹介されておりますが、声優についてはまだ未発表のようです。
アニメでの出番についてはあくまで予想になりますが、原作漫画どおりの構成であれば陀艮の初登場は6話あたりかと思います。
またアニメの全話数は24話とのことで、おそらく第7巻収録の54話『呪術甲子園』までの構成になると思うので、陀艮の出番としてはたまにチラチラと出てくる程度であまり目立たない感じになるでしょう。
目立った戦闘シーンは渋谷事変ぐらいですので、渋谷事変での陀艮の戦闘をアニメで見るなら2期以降の続編に期待ですね。
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