『呪術廻戦』に登場する両面宿儺の強さや術式、領域展開などについて解説していきますので、詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?
両面宿儺の強さと作中での戦歴について
両面宿儺は腕が4本、顔が2つあると言われる呪いの王。
千年以上前に実在した人間で、呪術全盛の時代に術師が総力をあげて宿儺に挑み敗れたという。
死後も自らの魂を20に切り分けた特級呪物『両面宿儺の指』として各地に散らばり、強力な呪いの為に壊すことができず、現存の術師では封印が追いついていないとのこと。
2018年6月 主人公・虎杖悠仁に受肉し、完全復活できる日を虎視眈々と狙っている。
まだ完全復活したわけではないので強さについては未知数ですが、作中で現在登場しているキャラの中では宿儺か五条悟のどちらかが最強であることは間違いないかと思います。
ちなみに五条悟曰く「力を全て取り戻した宿儺ならちょっとしんどいが勝つ」とのこと。
これから宿儺が取り込んだ指の本数と戦歴を交えながらどれぐらい強いのかについて解説していきます。
宿儺(指1本)VS杉沢第三高校の2級呪霊(第1巻収録の1話『両面宿儺』)
第1巻の1話『両面宿儺』に収録された宿儺が虎杖の体に受肉した直後ですね。
不意打ちにより重傷を負って本来の力が出せなかったとはいえ、伏黒が苦戦していた呪霊を腕を一振りしただけで跡形もなく消し去ってしまったわけですから指1本でもかなりの強さがうかがえると思います。
宿儺(指1本)VS五条悟(第1巻収録の2話『秘匿死刑』)
第1巻の2話『秘匿死刑』に収録された戦いでこれも受肉直後なので、宿儺の攻撃を五条が軽く捌くなどかなりの実力差が見られましたね。
この時の入れ代わりは五条の指示によるもので、10秒経ったら戻るように言われていて虎杖に肉体の主導権が戻ったので勝負がついたとは言えないと思います。
宿儺(指2本)VS英集少年院の特級呪霊(第2巻収録の8話『呪胎戴天-参-』)
第2巻の8話『呪胎戴天-参-』に収録された戦い。
英集少年院にて特級呪霊と対峙した際に虎杖悠仁が宿儺に協力を求めたが拒否。
代わりたければ代わってもいいが、その時は呪霊より先に伏黒・釘崎を殺すと言われたため虎杖は宿儺と入れ替わることができなかった。
伏黒・釘崎の二人が領域内から脱出した合図に気づき宿儺と入れ替わる虎杖。
伏黒を追ったところで直前に虎杖に代わられると考え、呪霊を引き連れて伏黒のもとへ行くことにするが、攻撃してきた呪霊を不快に感じたため、同じ特級とは思えないほどの実力の差をみせつけ軽く倒す。
この時に領域展開『伏魔御廚子(ふくまみづし)』を作中にて初めて使ったが、「いい機会だ。教えてやる。本物の呪術というものを」と言い圧倒的な実力差を見せつけるために使ったと思われるので、領域を展開せずとも倒すことは難しくなかったと推測できます。
宿儺(指3本)VS伏黒恵(第2巻収録の9話『呪胎戴天-肆-』)
第2巻の9話『呪胎戴天-肆-』に収録された戦い。
特級呪霊を倒した直後で呪霊が取り込んでいた指を回収して自分に取り込み更に強さを増し、さらに肉体の主導権を戻すのに苦戦している虎杖の心臓を抜き取り人質にする宿儺。
宿儺に虎杖の心臓を反転術式で治させるため戦うことを決意する伏黒であった(ちなみに宿儺的には特に理由はないが殺すとのこと)が、伏黒の式神『大蛇』の奇襲から『鵺』の連続攻撃も全く効かず、大蛇を一撃で破壊し、伏黒に対し呪術・パワー・スピードどれも格の違いを見せつける。
追い詰められた伏黒が切り札を使おうとした瞬間に虎杖が体の主導権を取り戻し、そのまま虎杖自身が死んでしまったため戦いは終了。
この戦いで宿儺は伏黒に興味をもつようになります。(ハッキリした理由はまだ不明だが伏黒の能力を宿儺の完全復活に利用しようとしていると推測されます)
宿儺(指3本)VS虎杖悠仁(第2巻収録の11話『ある夢想』)
第2巻の11話『ある夢想』に収録された内容で、死んだと思われた虎杖が宿儺の生得領域内で対話し、心臓を治し生き返る為の条件を賭けて戦った。
宿儺の提示した条件は『①宿儺が「契闊」と唱えたら1分間体を明け渡すこと②この約束を忘れること』の2つ。
しかし虎杖は「無条件で生き返らせろ」と宿儺の条件を拒否するので、宿儺からの提案で今から殺し合い勝った方の主張を採用することになり、結局虎杖は瞬殺されて宿儺の提示した縛りで生き返ることになる。
宿儺(指3本)VS真人(第4巻収録の28話『殺してやる』~30話『我儘』)
第4巻の28話『殺してやる』~30話『我儘』に収録された戦いですが、宿儺と真人が直接戦ったわけではなく、真人の「無為転変」により虎杖の内側にある宿儺の魂に干渉し逆鱗に触れてしまい、真人は重傷を負わされてしまうというものでした。
この時点では漏瑚よりも呪力の総量では劣るはずだが、あまりの存在感に魂の核の違いを確信した真人であった。
宿儺(指15本)VS漏瑚(第13巻収録の112話『渋谷事変㉚』~第14巻収録の116話『渋谷事変㉞』)
第13巻の112話『渋谷事変㉚』~第14巻の116話『渋谷事変㉞』に収録された戦いです。
菜々子・美々子が虎杖に指を喰わせたのに乗じて漏瑚も自分の所持する10本も喰わせ、1度に11本の指を取り込んだことで一時的に肉体の主導権は宿儺へ移り、その後に菜々子・美々子の二人を瞬殺。
漏瑚から「虎杖悠仁に肉体の主導権が戻る前に肉体の主導権を永劫得るための"縛り"を作れ」と言われるが「俺には俺の計画があるから必要ない」と拒絶する。
ただ指の礼として「俺に一撃でも入れられたらオマエらの下についてやる」と約束し、 漏瑚と戦闘を始める。
圧倒的な実力差で一方的に攻撃を続け、漏瑚の極ノ番「隕」も軽く躱す。
興が乗ってきたということで漏瑚の得意の火力勝負をすることしたが宿儺が圧勝し漏瑚を焼き払った。
宿儺(指15本)VS魔虚羅(第14巻収録の117話『渋谷事変㉟』~119話『渋谷事変㊲』)
第14巻の117話『渋谷事変㉟』~119話『渋谷事変㊲』に収録された戦いです。
伏黒が召喚し暴走した魔虚羅を倒すことで調伏の義を無効にして伏黒を生かすため戦うことに。
伏黒の仮死状態を確定させない為に調伏の義に巻き込まれた重面春太もついでに助けるが、魔虚羅の撃退後に宿儺の術式によって死亡。
魔虚羅の能力を「あらゆる事象への適応」なので「初見の技にて適応前に屠る」のが攻略法だと推測し、領域展開を使う(伏黒への影響を考慮し効果範囲を半径140m地上のみに絞る)が適応が「解」ではなく斬撃そのものに行われたため火力攻撃による一撃によって魔虚羅を仕留めた。
宿儺曰く以前伏黒と戦った時(指3本の状態)であれば敗れていたかもしれないとのこと。
ちなみに伏黒以外はどうでもいいため『伏魔御廚子』の有効範囲にいた人間らを大量に殺害し、建物もなくなり更地化してしまった。
両面宿儺の術式や領域展開について
当初は宿儺の術式は「切断」や「斬撃」だと思われていましたが、炎を使った攻撃などできることから「いろいろな術式を蒐集し扱える」とか「調理」など読者の間でもいろいろと考察されているようですが、まだまだ不明な点も多いため現状判明していることについて解説していきたいと思います。
「解(カイ)」
二種類の斬撃のうち通常の斬撃。
「捌(ハチ)」
呪力差・強度に応じ一太刀で対象を卸す斬撃。
「■」「開(フーガ)」
炎を使った攻撃で漏瑚や魔虚羅などレベルの高い相手でも一撃で焼き尽くすほどの威力。
ただし唱えた呪文がこの炎攻撃のことを指すものなのか、斬撃以外の術式を使用する際に唱える呪文なのかについて詳細は不明。
反転術式
反転術式が使えるので傷や欠損した部位を治すことができる。
領域展開『伏魔御廚子(ふくまみづし)』
他の者の領域とは異なり結界で空間を分断しない。
作中では「結界を閉じず生得領域を具現化することはキャンバスを用いず空に絵を描くに等しい。まさに神業。」と表現されている。
加えて相手に逃げ道を与えるという"縛り"により底上げされた必中効果範囲は最大半径約200mに及ぶ。
必中効果は範囲内の呪力を帯びたモノには「捌」無生物には「解」が『伏魔御廚子』が消えるまで絶え間なく浴びせられる。
作中において1回目の使用は第2巻収録の8話『呪胎戴天-参-』、2回目の使用は第14巻収録の119話『渋谷事変㊲』。
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